「父は越えたい存在」—そう語る少年の目は、まっすぐ未来を見つめていた。
西武ライオンズの「おかわりくん」こと中村剛也選手の長男・中村勇斗くんが、名門・大阪桐蔭に入学。中学時代から規格外の体格と豪快な打撃で話題となっていた彼は、着実に父という目標に近づいている。
2世選手という重圧、父と同じポジション、同じ進路…
「親の七光り」では片付けられない、中村勇斗という一人の野球少年の物語を追いかけてみませんか?
中村勇斗プロフィール
- 名前:中村 勇斗(なかむら ゆうと)
- 生年月日:2009年7月22日
- 出身地:東京都
- 身長/体重:181cm/95kg(父の身長は175 cm体重102 kg)
- 足のサイズ:32cm
- 投打:右投右打
- ポジション:サード/ピッチャー
- 学歴:杉並区立高井戸中学校 → 大阪桐蔭高校
- 野球歴:3歳で野球を始める→高井戸東少年野球クラブ/西武ライオンズジュニア(小学生時代)→クラブチーム「世田谷西リトルシニア」(中学時代)→大阪桐蔭高校
※春夏8度の中学日本一強豪・世田谷西シニアのクリーンナップを務め・サードやピッチャーとしても活躍。

ナイスバッティーング!



父親譲りの長距離打者で、球速は130キロ程。とんでもない二刀流っぷりだ。



これは注目されますね…
中村勇斗の家族構成(父・母・弟2人)
父:中村剛也(なかむら たけや)
埼玉西武ライオンズ所属のプロ野球選手。大阪桐蔭高校から2001年ドラフト2巡目で入団。
NPB歴代3位となる6度の本塁打王、4度の打点王に輝き、歴代最多三振の記録保持者でもある。
日本屈指の長打力を誇り、「おかわりくん」の愛称でファンに親しまれる。オールスターゲームにも多数出場。
#中村剛也 選手のホームランで2点を返す!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) April 8, 2025
ファンの皆さんが待つレフトスタンドへ、美しい放物線を描きます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #ALLONE #圧倒的至近距離 pic.twitter.com/qukIg3wmh3
今シーズン第一号!
母:村上麻理恵(むらかみ まりえ)
元タレント。モデル、女優・レースクイーンなど幅広く活躍。
2歳年下の中村剛也選手とは2008年に結婚。
次男:中村 航大(こうた)
勇斗くんの2歳下の弟。
兄と同じ世田谷西リトルシニアに所属する内野手。
小学5、6年生の選抜チームによる軟式野球、NPB12球団ジュニアトーナメントにも出場。
三男:名前非公開
5歳年下の小学生。
現在は公に情報は出ていません。
父の背中を追って―大阪桐蔭進学の衝撃と期待
「おかわりくんの息子が大阪桐蔭に!!」
2025年春。西武・中村剛也選手の長男・中村勇斗くんが、父の母校でもある大阪桐蔭に進学したというニュースが流れ、注目を集めました。
父・剛也選手は大阪桐蔭時代、2年で内野手に転向し4番打者として活躍。
その背中を追うように、勇斗くんも「4番・サードで甲子園優勝」を目標に次のステージへと歩みを進めています。
中学3年までに全国大会複数優勝、ベストナイン選出など輝かしい実績を誇る勇斗くん。父を上回る181cm・96kgの体格と、豪快なバッティングはまさに「おかわりDNA」そのものです。
文字通り「全国区の中学生スラッガー」として注目される彼の進学先が、全国屈指の実力校・大阪桐蔭であることに、期待が高まらないわけがありません。
父・中村剛也選手の熱い金言と、家族の支え
「練習するときは一番自分が下手だと思って、試合のときは一番自分が上手いと思え」
中村剛也選手のこの言葉が、勇斗くんの野球人生を支える軸に。
そして、勇斗くんが不調でスタメンを外れた際にも、父はこう声をかけたそうです。
「どうせ打てないんだったら、思いっきりやって楽しんで野球しよう」
この一言に励まされ、スランプを乗り越えてレギュラーを奪還。悔しさも成長に変えていきました。
勿論技術的な父のアドバイスもあり、重心の取り方や体の開き具合を父の打撃フォームに近づけた結果、1割台だった打率が3割台へと劇的に改善!父という大きな存在に押し潰されることなく、その重圧を自分の力に変えているのです。
また、母の村上麻理恵さんの支えも見逃せません。試合の送り迎え、早朝からのお弁当作り…家族全体のサポート体制も彼の土台を築いています。
スカウト陣も注目!ドラフト1位候補&父との共演も?
勇斗くんの評判は、当然プロのスカウトたちの耳にも届いています。
西武のスカウト陣は「この世代のトップ評価」と語り、順調に育てば2年後のドラフトで1位指名が有力視されているほど。
そして、勇斗くんの
「ずっと西武が好きなんで入りたい」
そんな言葉が、ただの「希望」ではなく「現実の選択肢」に聞こえるのは、勇斗くんが着実に実力で道を切り開いているからにほかなりません。
また、忘れてはならないのが、父・中村剛也選手(2025年時点で41歳)がまだ現役でプレーを続けているということ。もしこのまま現役を維持し続けた場合、「親子で同じグラウンドに立つ」という奇跡の瞬間が実現する可能性もあります。
西武一筋で歩んできた親子が、同じユニフォームで並び立つ…そんな胸熱すぎる光景を、ぜひ見届けたいですね。



なにこれ、いい話過ぎて、もう泣けるわ



こうなったら、僕も西武に入るにゃ
SNSの反応



西武は絶対ドラフトで獲得すべき!!!



二世はなかなか大成しないけど、今のところ順調そう!これからが楽しみ。



中村剛也さんの言葉は本当に素晴らしい。伝え方って大事だと思いました。



お父さんそっくり
大阪桐蔭での3年間は全国トップクラスの仲間・ライバルたちとの競争。
その後に待ち受けるのは、プロという険しい世界への挑戦。
中村勇斗という選手がこれから見せてくれるであろう姿に、多くの人が心を寄せています。
父の背中を追い、並び、越えていこうとする15歳の少年の物語。
きっと多くの人達が感動と勇気をもらうことでしょう。



もはや想像しただけで震えるぜ…